先輩からのアドバイス

江川 正樹(えがわ・まさき) 京都府長岡京市出身・昭和60年生まれ

写真:江川 正樹

早田漁師塾7期生です。

釣りが好き、自然が好きで地元が海から遠いこともあり、海辺での暮らしにずっと憧れていました。海辺の町で仕事するなら漁師でしょ!と思い立ち、漁業就業支援フェアをきっかけに複数の事業体で短期体験するなかで、漁師塾の存在を知り参加しました。仕事はもちろん生活面での適性を判断するのには4週間という期間はかなり意義があると思います。実際はそれでも短いと感じる、それくらい未知の世界に飛び込む決心のつくような体験がたくさんできました。

小池 満(こいけ・みつる) 三重県伊勢市出身・昭和53年生まれ

写真:小池 滿

早田漁師塾7期生です。

この塾の事は3年ほど前から知っていて、4週間も漁師体験をさせてくれるなんて、すごくおもしろい試みをしている地域だなぁと同じ三重県出身なのに知らず、度々ホームページを閲覧していました。

思い切って応募して塾がスタートしたら、大型定置網、小型定置網、釣り漁、海老網漁、養殖業体験、そして座学などなど、どれもとても楽しく過ごし学ばせてもらいました。それぞれの漁師さんに様々な体験、経験、知識などを教えていただき、4週間はアッと言う間に終わりました。
漁師塾を通じ漁師になりたいという思いは更に増しましたが、家族の理解を得るのに苦労し、単身赴任と言う形で今は早田町で楽しく暮らしています。

結果的に早田漁師塾に来て夢が叶って満足しています。

塚本 健矢(つかもと・けんや) 滋賀県甲賀市出身・平成8年生まれ

写真:塚本 健矢

早田漁師塾4期生です。

僕は尾鷲市漁業体験教室に来て、梶賀大敷への就業が決まっていたのですが、定置網以外の他の漁業や漁村の生活も体験できるということで、早田漁師塾にも参加しました。

4期生は4人もいたのですが、集団生活は今となっては楽しい思い出しかないですね。みんなで毎日わいわいと盛り上がりました。あんな時間はなかなか味わえないと思います。最初早田に来たとき、魚がおいしいことに感動しました。あと、毎日朝が早くて起きるのに苦労しましたが、沖に出ると仕事がおもしろかったですね。あ、海にはお尻を向けないように注意してください。大変なことになりますんで。

今は梶賀に住んで梶賀大敷でがんばっていますが、町のお母さんたちからおかずを差し入れてもらったりして、大事にしてもらっていると感じます。これから漁師としてさらにがんばっていきたいです。

浦 和弘(うら・かずひろ) 奈良県奈良市出身・昭和57年生まれ

写真:浦 和弘

早田漁師塾3期生です。

漁師という仕事に興味があって、インターネットで検索しているときに、この早田漁師塾ホームページを見つけました。当初は漠然と、「どこかで何かの漁師になれたら」と考えていましたが、早田の町や人、取組を知るにつれ、「早田で漁師になりたい!」という思いが強くなり、漁師塾に応募しました。

4週間の塾は、大型定置だけでなく、小型定置や刺し網も体験できるし、何よりも町の雰囲気を味わえて、町の人たちとのコミュニケーションがとれたことが貴重な時間だったと思います。今は、早田の取組のひとつである漁師塾卒業生として、町づくりに参加し、貢献したいと考えています。

最近は、仕事のあとに釣り竿を握るのが楽しい毎日です。早田、いいところですよ。

吉田元治(よしだ・もとはる) 愛知県豊田市出身・昭和57年生まれ

写真:吉田元治

早田漁師塾1期生です。

釣りが好きで漁師になりたくて、どうやったらなれるんだろうって、いろんなホームページを見ました。

短期で三泊四日の体験とかいっぱいあったけど、そんな短い期間で満足できるのか疑問でした。

早田漁師塾のことを知ったとき、これだと思ったね。

4週間きっちりで、漁村の雰囲気も味わえるってところが気に入りました。

まだまだこれからいっぱい勉強しなきゃいけない。漁師の世界は深い。でもその入り口が漁師塾でよかった。来てよかった。漁師サイコー!

粂 弘明(くめ・ひろあき) 愛知県名古屋市出身・昭和61年生まれ

写真:粂 弘明

釣りが好きで、漁師になりたくて、でもどうすればいいかわからなくて、ホームページを検索していたら、尾鷲市の漁業体験を見つけて、研修をして、(株)早田大敷に入った。

みんなで網をあげていって、魚が入っているかどうか見ているときがドキドキする。ホントにいっぱい入っていたときの興奮はすごいよ。よっしゃーっ! て感じ。

こういう研修があってよかったと思う。だって、研修がなかったら僕は今、早田にいませんから。だから、感謝しています。

早田はなんにもないけど、自然があっていい。仕事のあとに、海を見ながらみんなで飲むビールは最高。間違いない。魚釣りにも行けるし。

去年はブリが大漁で忙しかったので、今年も漁があるといいなと思います。

いいところなので、がんばってください!

中井恭佑(なかい・きょうすけ) 大阪府吹田市出身・昭和63年生まれ

写真:中井恭佑

僕は、平成21年度の漁業研修で早田の大敷を体験しました。

漁師になりたくてホームページをいろいろ見ていて、尾鷲市の漁業研修を見つけたのがきっかけです。

三泊四日の研修後、長期もあるということで、早田で申し込みました。その後、(株)早田大敷に入社し、現在にいたっております。

こっちで結婚もしました。都会から田舎に来て生活するうえでのギャップもあります。方言がわからないとかあります。でも町の人もあたたかく迎えてくれて、食べるものを差し入れてもらって、いろいろ助けてもらって暮らしてきました。そういうのが田舎の良さだと思います。

じっさいの漁業の仕事は、見るのとやるのとでは大違いです。とにかくやってみることが大切だと思います。

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